右上の奥歯の状態が悪くなり、抜歯してインプラントにしたケース

なぜインプラントにしたのか?

「右上の奥歯が膨れて、黄色いものが出てくる」とのことで、CTにて状態を精査したところ、残せないと判断したケースになります。

骨から、歯が浮いている状態でした。これでは残すことは難しいです。残せない歯なので、抜くのは決まりましたが、そのあとどうするか?でインプラントも検討してみることに

計測すると、残っている骨は垂直的には4.5mm程度あります。歯の周囲の骨は一部回復するので、それも見越してどう入れるのかをシミュレーションします。

ひとまず歯を抜きました。この空間の一部が回復してくると見越して・・・

ひっかける部分を考えて、シミュレーションします。長さに関しては、もう少し長いのもありですが、フィクスチャー(骨に入る部分)は可能な限り、今ある骨に覆われていてほしいので、この長さを第一選択として考えます。(予定外もありうるので、もう少し太いもの、長いものもこの時点て想定しておきます)

インプラントオペの実際

治療法決定に時間がかかったため、歯肉がある程度治癒しています。

歯ぐきを切って開いて、想定していた状態で入れれるのか、悪いお肉がないかを確認します。

フィクスチャー(インプラントの骨と結合させる部分)が入りました。この時点で安定はしていましたが、念のため今回は負荷をかけない形にします。

縫って、治癒を待ちます。

2週間後、かなり治癒してきました。

糸を外すと、切ったところもあまりわからなくなっています。

追加で2か月程度待って、型取りを進めます。

最終的にできたもので、歯ぐきを押すので、上の写真のように白く見える部分が出ます。この部分が5分ほど待って、落ち着くかを確認します。

問題ないので、ねじをしっかり締めて、上をふさいでおしまいです。トラブルが起きた時のためにネジを外すとすぐに外せる形で作っているため、一部外せる材料で埋めています。

レントゲンで確認、問題なしです。

治癒途中のCTです。狙った位置に入っています。一部骨がないように見えていますが、入れるときにドリルの回転を逆にして、ご自身の骨を押し広げて入れる方法を採用しているため、インプラント全周が骨で覆われています。

治療期間は3か月程度、抜歯後少々期間が空いたため、歯を抜いてからは4カ月くらいで終わっています。

処置は1.抜歯、2.消毒、3.インプラント手術、4.抜糸、5.インプラントの強さチェック、型取り、6.最終的な被せものの装着で、一番時間がかかるのがインプラント手術で60分程度、他は15~30分程度の処置時間でした。

インプラント治療について大まかにまとめたページがございますので、ご参照くださいhttps://meguridental.com/treatment/implant/

1本462,000円
(インプラント手術+最終的なかぶせもの)

〒272-0111
千葉県市川市妙典5-4-22 クリスタルコート101
tel:047-712-5530

めぐりデンタルクリニック

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