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市川、妙典の歯科医院、めぐりデンタルクリニックの梶原です。
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前歯のつめもの7 – めぐりデンタルクリニック|市川の歯科 歯医者|インプラント治療 | めぐりデンタルクリニック|市川の歯科 歯医者|インプラント治療 (meguridental.com)
ブログ記事にする写真がかなりたまっていました。溜まってはいるものの、アウトプットしないと「存在しないと同じ=写真あるある詐欺」と捉えられてしまうかも(;´・ω・)と思い、バンバンあげることにしました。シリーズものを作っているので、それに沿ったテーマで載せていこうと思います。ひとまず前歯シリーズ
今回、といっても結構時間のたった写真ですがこちら
どこにあるのかな?シリーズからすると、虫歯がわかりやすいと思います。ちなみに、ここまでわかりやすくても角度によってはレントゲンで映らないこともあります。
まぁ、小さくはないですよね。↑の写真を見てわかると思いますが、歯の表面は2層です。エナメル質と象牙質。エナメル質の方が外側、象牙質は内側。外側のエナメル質の部分では、現在進行中の虫歯は白色、時間がたつと茶色に変色してきます。今回は両方認められ、なかなかわかりやすい写真になっています。一方で内側のエリア。↑の茶色の周囲をよく見ると黄色っぽい色が見えると思います。これが象牙質元々の色(写真は少し濃い目です)。象牙質の方は赤~茶色で、時間がたつと黒色になるという印象です。こちらは目で判断というより、硬さ。進行中の部分はサクサク削れます。
ちなみに、我々の使う器具はみなさん「ドリル」と表現されることが多いですが、削りのレベルが全く違います。キュイーンと甲高い音がするのがタービン、これは歯・骨なんでも削れます。一方、ゴトゴト工事現場のように響くドリルがあると思います。これはコントラと呼ばれ、実は強く押し付けない限り指の皮膚も削れません。当然、歯なんか削れません。
しかし、虫歯はこのコントラで削れます(`・ω・´)
なんでか???
脆くなりすぎてるからです。簡単に言うと、爪でほじれます。(爪はそこまで届きませんが)
虫歯をとりました。この時、どこまでとるかはいつも悩みます。白濁の部分、茶色の部分。色が変わっているからと言って、確実に悪いというわけではないのです。(顕微鏡レベルでは虫歯のようでそうではない組織も存在します。)
ただ、私は再発が最悪だと思うので、とりきったと思ってから一触り削るようにしています。顕微鏡レベルでは判断できても、実際治療中に目の前の組織に菌があるかどうかを完璧に判断することはできません。そのための予防として削っております。
保険のつめものでつめました。
何度も繰り返しになりますが、つめたものは永久には持ちません。(接着剤でくっついているので限界があります)
今後のパターンは2つ
1.つめものの周囲から新しい虫歯ができる(つめものの周りは菌がつきやすい)
2.つめものの隙間から菌が侵入し、神経方向に深い虫歯が広がる
進行のスピードの違いはあれど、どちらかになります。特に↑のような歯と歯の間のケースでは。そういうわけで、ある程度大きくなるようなら、削って被せ物をする、という選択肢が出てくるのです。(虫歯が深く、神経がやられ、歯の神経の処置がうまくいかないと歯を抜くケースに繋がるため)
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