【東京メトロ東西線妙典駅 徒歩5分の歯医者】
市川、妙典の歯科医院、めぐりデンタルクリニックの梶原です。
昨日、インプラントのセミナーに参加してきました。前職のお世話になった院長は「日本一のセミナー」と表現しておりました。私もそう思います。
インプラントのセミナーですが、治療にあたってそこだけの部位ではなく、全体の治療計画も考えます。参加者の他の先生の発表もあったのですが、講師陣の質問が鋭く、流石だなと感じさせられました。
インプラントの話ですが、そこにどういうシステムを使って、どう入れるのか?というのが通常のよくあるセミナーです。しかし、今回のセミナーはそもそもその患者さんが何歳で、顔やレントゲンからどういうことを読み取れて、処置するならばその部位だけでいいのか、全体の処置を考えるべきなのか?仮にベストを考えたとして、患者さんがそれを何らかの事情で選べなかった場合はどうするべきなのか?といったことまで踏み込んで議論をしていました。
当たり前ですが、口の中の治療は後戻りがききません。インプラントなど、入れて数カ月たつと取り外しが困難になります。ですので、入れる時にただ悪くなった歯に対して入れるのか、周りの歯も数年後に悪くなる見込みがあるのかによって、入れる角度が変わりますし、選択するインプラントも変わってくるのです。
他の医院で考えなしに入れられたインプラントを、私も何回もみたことがあります。正直、取り返しがつきません。これは患者さんが選ぶ選択基準としてもそうですが、ぜひ、他の歯科医師の先生も自分がインプラントを入れた後のことまで考えて、仮に自分の手から離れたとしてもリカバリーのきくようにするためにはどうすればいいのか?を含めた計画の上で処置していただきたい、その自信が十分でないならば、やはり勉強すべきである。そう強く感じさせられたセミナーでした。
この考え方は、インプラントだけではなく、通常の治療にも言えることです。やはり我々は日々勉強しなければなりません。
講師陣の方々、お忙しい中いつもいつもありがとうございます。
〒272-0111
千葉県市川市妙典5-4-22 クリスタルコート101
めぐりデンタルクリニック