市川、妙典の歯科医院、めぐりデンタルクリニックの梶原です。
某先生のお言葉ですが、院長という立場になってますます実感しております。
この立場になって、雑務が格段に増えました。また、スタッフの教育・採用に関わるのみならず、それらのそもそもの方向性も明確にしなければなりません。
そうした中で、「明日でいいや」と別日に回りたくなるものが増えてきます。しかし、数日それをやってみましたが、まわりまわって自分を苦しめるもとになるという(´・ω・)やはり、いつやるの?は正しい。
学歴で、出身大学からわかるものは事務処理能力の高さだけだと思っておりましたが、目の前のことをすぐやる力もわかるかもしれません。受験は人によっては小学校あたりから始まりますが、地方の学生にとっては中学からが初めてで、最も大きいには高校生の時に進路を決めるとき。この時、就職や修行の必要な技能を身に着ける人のその後はわかりませんが、いわゆるそこそこ以上の難関系大学を受ける人は、高校2年生の後半あたりから今後を思い描き、どうするかを決め、その後の1年で定めた目標に向かいます。そんな中、自分で決めたことを「後でいいや」というタイプは通りません。ある程度、自分に制約をかけて、決めたことをすぐやるタイプが通ります。
この能力は、社会に出て、いわゆる上の役職に就くほど大事になってきます。決断が難しいものがあって、情報が足りなくて判断できない時があるとします。その時に、どの情報が出るまで待つのか、どの程度の情報までを信用して扱うのかを決めなければなりません。そういう判断が遅くなればなるほど、マイナスの影響が出た時に対応するのはその人の下で支えるスタッフ。上の決断の早さは、下の人たちがどう動くのか?に大きな影響を与えます。
だから、上に立つ人間は決断が早くなければなりません。決断ができにくい状況の中でも素早く決断をしなければなりません。また、自分の決断が正しいとは限らず。望まない結果になったとしても、決断する人間はその結果にも責任をもつべきだと思っております。決断を早くしなければ、自分を支えてくれる人間がどう行動すればよいかわからず、混乱したり立ち往生します。また、間違いの責任を押し付ける人間には誰もついてきません。
脱線した部分もありますが、「いつやるの?今でしょ!」は真理だと思っています。これから受験を迎える方が、これを読んでいるかはわかりませんが、受験で磨かれるのはこういう能力も含めであり、将来に役立つ!ということが一人にでも伝わるならば幸いです。