治療したことのない、白い歯だからと言って問題がないわけではない

市川市、妙典の歯科医院、めぐりデンタルクリニックです。

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歯医者で治療したことがない、歯医者で虫歯がないと言われた。だからといって、問題がないとは言えません。なぜなら、その判定をするのは人間なので、見つけられる人間もいれば、見逃す人間もいる、ということです。

一例をお見せします

鏡が凹面反射のものを使ったので、はっきりと見えづらいものになっています。ここのどの部分に問題があるのでしょうか?(ちなみに、鏡の中の黒点は、こちらのカメラに入り込んだ異物ですので、むし歯ではありません)

よーく見てください。よく見てみると・・・わからないと思います。実際、このケースでは、この状態だけではなく、横から見たり、光を強く当てたりして判定しています。どうだったのかというと・・・

歯の間に白い部分が見えると思います。その周辺が濃い茶色になっているのがわかるでしょうか?この白い部分は、現在進行中のむし歯です。

取りきるとこのようになりました。間の変色した部分がなくなっているのが確認できます。

このように、ぱっと見ただけでは判定できず、中でそれなりに広がっている虫歯があります。これがもう一段広がって、歯の上の部分が崩れたものが、いわゆる「むし歯で穴が開いた」というもの。しかし、そうならずに歯の内部で進んで、いきなり神経をとる処置へ移行することもあります。

将来的に大きくなってから処置をするか、早期に取り除くか。その後の治療の仕方にも影響してきます。早期に治療しても、治し方によっては再発します。症状がないから、というのは、処置をするかどうかの判定基準の一つです。問題はすでにある場合が多いので、しっかりと見つけられる医院でチェックを受けることをお勧めします

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めぐりデンタルクリニック