市川、妙典の歯科医院、めぐりデンタルクリニックの梶原です。
私は、これまで生きていた中で、人とのつながりを意識していませんでした。それが大きく変わったのは、結婚を通してからです。
歯学部を卒業して、まず考えたのが、いかに経験を積むか、でした。いくら理屈がこねられようが、それを実践できる技術力がなければ意味がありません。ですので、私は実践できる場を求めました。そうする中で、初めは北海道で勤務をしていましたが、学ぶなら関東がよい、と当時の師匠に教えられ、こちらに来た経緯があります。
こちらにきてからも、一般歯科、歯周病、根管治療、痛くない麻酔をする方法、義歯(入れ歯)、矯正、インプラントなど様々に学んできました。その時に意識したのは、下手につながりを作らないこと。先に繋がりを作ってしまうと、つながりの中で、出来ない自分がいても満足してしまう。そうなると、困った人を治すという自分の目的が達成できない。そう思いました。
しかし、ある程度の技術がつき、多くの人に問題なく対応できるようになった今となっては、技術とは別の次元の問題が出てくるようになりました。それの助けとなるのは、やはり他の人の経験。それは、今まで重視していなかった、他の人とのつながりが重要なウェイトを占めています。
私は幸い、ある程度の核ができてからスイッチができましたが、本来、自分が目指すべき技術・知識レベルがある時は、人とのつながりが邪魔になる時があります。自分が何のためにそれをしたいのか。それを達成するためにどれだけの時間を割くべきなのか。これらを自分の中でよくかみくだき、切れない繋がりがある人は、その繋がりとやりたいことがどこで折り合うかを見極めながら研鑽を積む。その必要があると思います。
理屈っぽい?・・・確かに、さっきまでまじめな話をしすぎたからかもしれません。歯科医師会まじめトークをしていました。(´・ω・)
明日からは、もう少し砕けてわかりやすい話をかけるようにがんばるぞ~(`・ω・´)