銀歯の下、20年

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市川、妙典の歯科医院、めぐりデンタルクリニックの梶原です。

今回は20年物の銀歯を外したので、その話。20年物はなかなかないですね。ちょっとわくわくですね。

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銀歯の下には・・・4 – めぐりデンタルクリニック|市川の歯科 歯医者|インプラント治療 | めぐりデンタルクリニック|市川の歯科 歯医者|インプラント治療 (meguridental.com)

処置前の写真です。見た目としては、問題がないようにも見えます。

この銀歯を外すとどうなっていたのか・・・?(´・ω・`)

ここからは、鏡写しの像なので、左右反転した状態です。左は右、右は左となっております。

「はい」が「いいえ」で「いいえ」が「はい」、という某ニ〇テンドーのRPGを思い出した方は、なかなか人生の年季が入っているとお見受けします|ω・)

…脱線の話はおいておいて、

外した直後ですが、それほど悪くないように見えます。古い接着剤もくっついているため、それをすべて取り除いていきます。

横から侵食してきている状態がわかると思います。

しかし、20年という年数を考えれば、銀歯の治療をしては成功といえるでしょう。

ですが、同時に思ってしまうのです。もし、精度の高い治療法を選択していたら、さらに悪い部分が顔を出す、という事もなかったのではないか、と。

↓の悪い部分を削ると、歯ぐきの際まで、もしくは歯ぐきの下まで歯がない状態であり、何か処置をすると周辺の歯ぐきから出血してくる状態となります。治療の難易度は上がり、精度は下がります。きちんと処置をするなら、歯ぐきを切って下げたり、歯を矯正で引っ張り上げる、といったことを考えなければなりません。

処置に関しては、その状態になってから、問題のない状態に戻す、というのは不可能です。

問題のないように感じるだけで、問題はあり続けます。(人は症状がなければ、問題がないと感じますが、そうではありません。症状はなくとも、問題を起こす「種」としてあり続けるものがあります。例えば、歯のヒビ、上のような歯ぐきの下まで歯がなくなってる状態などがそれにあたります。)

ですので、問題となる前に、長くもつような治療法を選択していただけたらと思います。

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