【東京メトロ東西線妙典駅 徒歩5分の歯医者】
市川、妙典の歯科医院、めぐりデンタルクリニックの梶原です。
歯医者に行く理由として「何となく黒いから気になる」「歯ぐきから血が出る」「噛むと痛い」「悪くなっている気がする」、など様々に来院される理由を伺いますが、そこから治療を受けることが当たり前になりすぎている気がします。
治療は何のためにするのでしょうか?
そもそも治療とは、病気やけがを治すこと。症状やけがを軽くしたり、治る状態にする、という前提があります。そこに一つポイントがあります。
人の体には、そもそも自然治癒がそなわっており、治療や医療行為はその補助である、ということです。ここが大事。「医師が関わるから治る」のではなく、「治る方向が問題ないか確認したり手助けをするのが医師である」ということです。
たびたび耳にする言葉ですが「治療に行ったのに、何もしてくれなかった」これをどうとらえるか?ということです。
緊急性があれば、我々は処置を開始します。もちろんその前に必要な診査・診断を行います。診査・診断をしなかったのならば問題ですが、それをした上で処置をしないのであればそもそも「処置が必要のない状態」の可能性が高い、ということです。ご自身の自然治癒力で対応できると判断した、という事です。
あるいは、もう一つの可能性「問題はあるが、現在の症状からは原因が確定できず、時間経過をみて診断する」という場合です。この場合は、再度来てくださいと言われているはずです。
それから、大事な事として、治療介入すると逆に悪化するケースがある、ということです。つめものがとれた、というのはよくあるケースですが、内部で虫歯が広がる場合、下手にふさぐと痛みが出てくるケースがあります。また、見た目が浅くても、処置を勧めていくと内部で大きく広がっていた、というのはよくあります。確実に問題を除ける場合に処置を行う、というのが基本になります。
最初に戻ります。治療を受けることが当たり前になりすぎていませんか?その治療が何のために行われているか、治療前、治療途中、結果がどうなったかの確認ができていますか?その治療について、担当の先生は説明してくれますか?そもそも、その治療は必要なんでしょうか?
あくまで、必要があるから受けるのが治療です。その必要性についてご理解したうえで受けることをおすすめいたします。
〒272-0111
千葉県市川市妙典5-4-22 クリスタルコート101
tel:047-712-5530
めぐりデンタルクリニック