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2024.04.05

歯の治療をしたはずなのに・・・

【東京メトロ東西線妙典駅 徒歩5分の歯医者】
市川、妙典の歯科医院、めぐりデンタルクリニックの梶原です。

銀歯に関してはシリーズものとして書いています。↓のリンクからこれまでの記事をたどれますので、ご興味がございましたらご参照ください(‘ω’)

銀歯の治療は安全で長持ちするのか? – 妙典の歯科 歯医者(市川市)めぐりデンタルクリニック (meguridental.com)

みなさんに質問があります。

歯医者に行って、治療を受ける場合、何のためにその治療を受けますか?

今、夜眠れないだとか、ご飯が食べられないくらい強い症状があるならば、その症状を止めるために歯医者へ行く、というのは理解できます。しかし、そこまで強い理由で歯医者に行く人は多くはありません。

「悪いところがないか全体をみてほしい」「とりあえずクリーニング」「むし歯があったら治したい」

このあたりを理由として受診される方が多いです。(ちなみに、当院では「保険診療でクリーニング」という方は原則お断りをさせていただいております。クリーニングは病気の部分への処置ではないため、自由診療となります。)

では、歯に問題があったとして、そこを治しました。その歯が時間の経過があるとはいえ、処置前よりも悪い状態になってしまったらどうでしょうか?

一例をみていきましょう。過去に行った銀歯の治療です。

症状はないものの、間に明らかに変色している部分が見えます。

これを外すとどうなるのか・・・

汚染されていない部分を探す方が難しい状態です。

大まかに取りきった写真が上の写真になりますが、歯の一部が歯ぐきのラインよりも低いのが見えるでしょうか?

上の歯は、被せものが必要な状態です。その被せものを作るために型取りをしますが、歯ぐきよりも歯のラインが低くなる場合、上の歯を削って形を整えるわけですが、その際に必ず出血がでます。その出血が①型取りの時に流れ込む②できた被せものを合わせる際に流れ込む、という可能性が高くなります。つまり、ピタッとあう被せものができない=隙間がある、その隙間から菌が侵入して、そこから悪くなる、という事につながるのです。

銀歯の再治療等で上のような状態になるものをよく見かけます。保険診療はその治療を行った後に、ずっと再発をせずに大丈夫なもの、ではありません。とりあえずの期間、食べたり飲んだりするときに、本人が支障を感じなければいいものです。(その処置を行ったら再度の治療を行わない、という前提ではありません)ですので、症状だけで見ると、痛くないし、噛める。けれども、治療した部分の中は状態が悪くなっており、再治療が難しいというケースもちらほらあります。

「ちょっと悪くなったら、また診てもらえばいいや」という考えの危険性がここです。同じような治療ができない。最悪、抜歯ということもあります。

もし、口で困らないようになりたいのであれば、「削らない・痛くない」を求めるのではなく「困らない口にするにはどうすればいいか」を考えるべきなのです。削るなどはあくまで手段です。そもそもどうすればよいのか・する必要がないのか、そのためにどのような形(設計)にすればいいのか、どんな材料にするのか。

先々に困らないためにも、こういったことを事前にしっかりと話し合ってから処置を受けることをおすすめいたします。

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