2024.06.25
上下の奥歯を同時にセラミックスにした治療
同時に行うメリットは、かみ合わせを作りやすい、ということです。また、治療期間の短縮にもつながるので、当院では可能ならば複数の歯を同時に進めるようにしています。
まずは、治療した時の流れ
大きな虫歯がありました。まずは症状がないことを確認します。症状があれば、神経をとる治療をしていきます。ここの歯の状態を確認する間に、反対側の歯の治療も行いました。
なぜ、こんなに大きいのか(・_・;)上下とも症状がないことを確認したのち、どちらも範囲が広いため、クラウンという、全周を覆う治療を提案しました。その後、セラミックスでの治療を希望されたので、処置に入りました。
まずは仮歯にして問題がないかのチェック。今回はしていませんが、歯の高さや位置を変えるときがあるので、その場合はこの段階でチェックを行っています。
外すとこんな感じ
入るとこのようになります。あえてセラミックスを強調していない写真の撮り方をしています。たぶん、この写真だけを見せられて「ここがセラミックス!」と即答できる方はいないのではないでしょうか?
セラミックスと言っても、当院ではフルジルコニアでの治療を行っています。セラミックスという範囲は広く、例えば「おなかすいた、果物食べたい」と言われた時にどれを出しますか?くらいの選択肢があります。
アルミナ、二酸化ケイ素、ジルコニア、それにレジンが添加されたもの・・・その中で当院はフルジルコニアのみを選択肢として提示しています。以前のセラミックスはきれいだけど割れる、すり減る、という問題がありました。それを克服したのが最近出てきたジルコニアです。
期間 | 1本 2週間~1か月 |
費用 | 前歯1本 ¥132,000 奥歯1本 ¥121,000(治療当時の費用になります。詳細は改めてご確認ください。) |
デメリット | 歯を削る量が金属より多め、それによる知覚過敏の可能性 色が求めている色と完全に一致しない可能性 長期間使用で破折する可能性 |
セラミック治療についてはこちらhttps://meguridental.com/treatment/ceramic/
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めぐりデンタルクリニック